海技士国家試験問題<1級海技士(通信)、1~3級海技士(電子通信)>
(2020年10月実施)
1 (一)鋼船の二重底の効用を2つ述べよ。
(二)船の外板には、どのような種類があるか。3つあげよ。
2 (一)次の航海用具の使用目的をそれぞれ述べよ。
(1)六分儀 (2)音響測深機
(二)霧中航行中の船位測定法を2つあげ、それぞれについて説明せよ。
3 (一)日本付近における夏の一般的な気圧配置を述べよ。
(二)日本近海で霧が多く発生する海域を1つあげ、その発生時期を述べよ。
4 (一)単びょう泊中、荒天が予想される場合、どのような処置がとられるか。3つあげよ。
(二)一般商船で定めている非常の場合における部署には、どのようなものがあるか。
3つあげよ。
5 海上衝突予防法に関する次の問いに答えよ。
- 船舶は、本法に定められている灯火を、いつからいつまで、また、どのようなときに表示しなければならないか。
- 下の第5条は、「見張り」についての規定である。(1)、(2)内に適合する語句を番号とともに記せ。
第5条 (見張り)船舶は、周囲の状況及び他の船舶との衝突のおそれについて十分に判断
することができるように、(1)、(2)及びその時の状況に適した他のすべての手段
により、常時適切な見張りをしなければならない。
6 (一)海上交通安全法の適用海域を3つあげよ。
(二)港則法の規定によると、港内又は港の境界付近において、石炭、石、れんがその他
散乱するおそれのある物を船舶に積み、又は船舶から卸そうとする者は、どのよう
な措置をしなければならないか。
7 (一)船員法及び同法施行規則に規定する「船員手帳」に関する次の問いに答えよ。
(1)乗船中の海員の船員手帳は、誰が、保管しなければならないか。
(2)船員手帳(外国人の受有するものを除く。)は、交付、再交付又は書換えを
受けたときから何年間有効か。
(二)海難審判法において、海難とはどのようなものをいうか。
以上 ㈱無線通信社 提供