海技士国家試験問題<1級海技士(通信)、1~3級海技士(電子通信)>
1 (一)船舶の水密隔壁の効用を述べよ。
(二)船舶に定められている満載喫水線を説明せよ。
2 (一)大洋航海中、船位を測定する方法を2つあげて説明せよ。
(二)船用主機関の種類を1つあげ、その特徴を2つ述べよ。
3 (一)気圧の日変化について、簡単に述べよ。
(二)日本付近における冬の一般的な気圧配置の型と特徴について述べよ。
4 (一)単びょう泊中、荒天が予想される場合、どのような処置がとられるか。3つあげよ。
(二)一般商船において、火災などの非常の場合における作業についての海員の配置は、どのようにして知るか。
5 海上衝突予防法に関する次の問いに答えよ。
(一)下の枠内は、「衝突のおそれ」についての規定である。【 】内に適合する語句を番号とともに記せ。
第7条第4項 船舶は、接近してくる他の船舶の【1】に明確な変化が認められな
い場合は、これと衝突するおそれがあると判断しなければならず、また、接近してく
る他の船舶の【1】に明確な変化が認められる場合においても、【2】若しくは【3】
に従事している船舶に接近し、又は【4】で他の船舶に接近するときは、これと衝突
するおそれがあり得ることを考慮しなければならない。
(二)夜間、紅色の全周灯2個を垂直線上に掲げているのは、どのような状態の船舶か。
6 (一)海上交通安全法及び同法施行規則によると、巨大船とはどのような船舶か。また、夜間、どのような灯火を表示しなければならないか。
(二)港則法の規定によると、港内又は港の境界付近において、石炭、石、れんがその他散乱するおそれのある物を船舶に積み、又は船舶から卸そうとする者は、どのような措置をしなければならないか。
7 (一)船員法の規定により、船長が船内に備え置かなければならない書類をあげよ
(二)海難審判法に規定している懲戒の種類を3つあげよ。
以上 無線通信社「無線周知」より