2019年7月に実施された<1級海技士(通信)、1~3級海技士(電子通信)>国家試験問題を掲載します。
1 (一)鋼船の二重底の効用を2つ述べよ。
(二)船舶の水密隔壁のうち、横隔壁の設置場所を2つあげよ。
2 (一)次の航海用具の使用目的をそれぞれ述べよ。
(1)コンパス (2)電磁ログ
(二)沿岸航海中、船位を測定する方法を2つあげて説明せよ。
3 (一)気圧の日変化について、簡単に述べよ。
(二)日本付近に来襲する台風は発生時期によって、一般にどのような進路をとるか。
4 (一)洋上を航行中、荒天になることが予想される場合には、どのような準備をしておかなければならないか4つあげよ。
(二)一般商船において、火災などの非常の場合における作業についての海員の配置は、どのようにして知るか。
5 海上衝突予防法に関する次の問いに答えよ。
(一)次の条文は、「見張り」についての規定である。(1)及び(2)内に適合する語句を記せ。
第5条(見張り) 船舶は、周囲の状況及び他の船舶との衝突のおそれについて十分に判断
することができるように、( 1 )、( 2 )及びその時の状況に適した他のすべて
の手段により、常時適切な見張りをしなければならない。
(二)昼間、球形の形象物2個を垂直線上に掲げているのは、どのような状態の船舶か。
6(一)海上交通安全法及び同法施行規則に定める巨大船の航行に関する通報事項を5つあげよ。
(二)港則法によると、特定港内にある船舶に火災が発生した時の「火災警報」については、どのように規定されているか。
7(一)船員法によると、船舶が他の船舶と衝突した場合、船長はどのような処置をとらなければならないか。
(二)海難審判法において、海難とはどのようなものをいうか。
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