2019年4月に実施された<1級海技士(通信)、1~3級海技士(電子通信)>国家試験問題を掲載します。
1 (一)次の(1)及び(2)についてそれぞれ説明せよ。
(1)ビルジキール (2)乾舷
(二)船舶の水密隔壁のうち、横隔壁の効用を2つ述べよ。
2 (一)次の航海用具の使用目的をそれぞれ述べよ。
(1)海図 (2)音響測探機
(二)大洋航海中、船位を測定する方法を2つあげて説明せよ。
3 (一)日本付近の天気に影響を及ぼす高気圧の名称を4つあげよ。また、そのうちの1つについて、現れることが多い時期とそのときの天気の特徴を述べよ。
(二)日本付近に来襲する熱帯低気圧と温帯低気圧の主な相違点を5つあげよ。
4 (一)一般商船で定めている非常の場合における部署には、どのようなものがあるか。3つあげよ。
(二)単びょう泊中、荒天が予想される場合、どのような処置がとられるか。3つあげよ。
5 海上衝突予防法に関する次の問いに答えよ。
(一)汽笛による操船信号の方法について述べよ。
(二)夜間航行中の長さ50m以上の一般動力船が掲げている規定の灯火を、正船首方向から見た場合は、どのように見えるか。略図を措いて示せ。
6 (一)海上交通安全法の適用海域を3つあげよ。
(二)港則法の「喫煙等の制限」に関する規定を述べよ。
7 (一)船員法の規定により、船長が船内に備え置かなければならない書類をあげよ。
(二)船舶安全法及び同法施行規則に規定されている船舶の航行区域の種類を4つあげよ。
以上 ㈱無線通信社提供